阿部山彼岸花群生地とは
(あべやま)

阿部山彼岸花群生地は、高梁市成羽町、浄福寺の目の前の川沿いにある彼岸花群生地です。

全てがその高密度とはいきませんが、真っ赤な絨毯と呼べるほどの密集度はあり、川沿いおよそ400mほどの広範囲に咲き並びます。
そして、彼岸花の多さもさることながら、何といってもこの地のダントツの素晴らしさは周りの景色の美しさです。

山、川、緑、木々、岩肌など、どの方向から見ても美しい景色で、写真映えするスポットです。
9月の濃い山の緑を背景に、咲いていないのにもかかわらず、うっすらピンクに見える桜の木がまた美しいです。
川の反対側には主要道路、県道33号線があり、道路から川を挟んでの彼岸花の真っ赤な絨毯が広がる光景には一瞬目を疑います。

たまたま通りがかった車が脇道に停めてスマホで撮影してる姿もちらほらあります。
道路に部分的に少し広くなっている場所があるので、少しなら停めて車から眺めるのも良いですが、それほど広くないので車を置いて長時間…というのはやめた方が良いです。

風景に合う赤い橋

この彼岸花群生地に行くために通るのがこの阿部山橋という赤い橋。
自然の風景に赤く映え、とても美しいです。

ただこの橋、とても細く、歩行者専用の橋かと思いきや、車も通行出来る橋なのです。
普通車でも通行出来ますが、ミラーも合わせると結構ギリギリなので、ミラーは畳んで通行することをお勧めします。
そして歩行者と行き交うのは非常に難しいと思われますので、渡っている最中に歩行者が来た場合、停止して歩行者が通り過ぎるのを待って進んでください。

浄福寺

橋を渡って右折すると左手にすぐに浄福寺があります。
もっと進んだ奥の方が彼岸花の一番多い場所ですが、この浄福寺の前の川も充分な数の彼岸花が咲いています。

たまたま通りがかった車が脇道に停めてスマホで撮影してる姿もちらほらあります。
道路に部分的に少し広くなっている場所があるので、少しなら停めて車から眺めるのも良いですが、それほど広くないので車を置いて長時間…というのはやめた方が良いです。

夫婦岩から見下ろすことができる

岡山で知る人ぞ知る「夫婦岩」というスポットがありますが、阿部山彼岸花群生地から車で13分ほどで行くことが出来ます。
夫婦岩の展望台からは、浄福寺、阿部山彼岸花群生地辺りを見下ろすことが出来ます。
望遠のきくカメラがあれば、上空からの撮影のような写真が撮れると思うので、彼岸花の時期、桜の時期にはとても良い写真が撮れることでしょう。

阿部山彼岸花群生地へのアクセス

赤い橋(阿部山橋)を渡って右折すると、すぐ右手に駐車場があります。(6台程度)
もう少し先に進むとまた左手に駐車場があります。(6台程度)
また、浄福寺の目の前にも駐車場があります。(10台〜)
※これらの駐車場を利用するにはカナリ細い橋を渡らなければなりません。
橋を渡る際はミラーを畳んで通行することをお勧めします。